Blog うたんぐら

☀平成も終わりの去る4月。
うたんぐらにもほぼ毎回ご参加いただいていた、長尾順二先生が
お亡くなりになりました。
毎回、「名画の名画たる所以」を、豊富な知識とご経験を踏まえて
語ってくださっていた姿･･。
我らうたんぐら仲間は決して忘れません
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この日は、お世話になった故・長尾先生を偲んでの特別上映会。
上映作品は、「嵐の果し状」1968年の日活映画でした。
　
主演は、小林旭。
高橋秀樹、杉良太郎、野川由美子、沢たまき等、オールスター出演作。
なんと！宇多津町内でロケがされた作品だとか!?
先生が、生前「みんなで一緒に見よう」と言っていた作品です。





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平田さんのお母様が来られていてほとんどの場所を確認できました。

2~3箇所不明なところがありましたが宮本さんのおかげで琴平町ではないか
との意見があり、今井が実際に探し当てました。
こんぴらの将八うどんのお父さんに写真を見せるとこれは近くのおいなりさんだ
ということであっさり見つかりました。
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当夜は、先生にお世話になったと言う方が多く参加。
いつも先生が座っていた場所を空けて会は進みました。
映画を愛し、宇多津を愛し、常に向上心を忘れなかった長尾先生。
我々も映画を愛する者として、先生の志を受け継いで
観て語って学んでいきたいと思います。
合掌💦

☀今月は第４日曜日の開催となった、３月２４日・・・
こじんまりと上映会、その１０７回目が開催されました。

🎥上映作品は「スミス、都へ行く」
1939年のフランク・キャプラ監督作。
腐敗した政治の世界にたった一人で抵抗する男の姿を通してアメリカン・スピリットを感動的に描いた傑作です。
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今井さんの簡単な前説の後・・・
🎥上映開始！















冒頭出てきたのは、主人公のスミスと、彼の亡き父の友人で上院議員の先輩でもある男の対面・・・
















田舎から上京してワシントンで会見に臨むスミス。
この時はまだ真っ直ぐに正義だけを信じていた・・・







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やがて、不正を知り、長いものに巻かれることなく孤軍奮闘することになる主人公。







ブレない信念と,人々や子供たちの未来を見据えた彼の主張に心動かされ
Endless に思われた長時間の発言を陰ながら応援するようになる
秘書や新聞記者たち・・







リベラルで公正なイメージの議長もいつの間にか
彼の意見に同調していく・・・・・















どこまでもスミスを陥れようとしていた上院の老重鎮たちも
身体を張った抗議には抗えず・・遂に勝利の時が訪れる。







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🎬名作の名作たる所以と“わかり易さ”の真骨頂！
タイトルは知っているが見たことがない・・・
そんな映画も、うたんぐらで時間と空間を共有しながら
鑑賞できることが素晴らしいと思います。（←自画自賛
今回は参加者少な目で少々残念でしたが、
次回はぜひ！
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

２月は逃げる・・
アッという間の月末、２月２４日土曜日は
第１０６回目の上映会でした。

いつもより多くの申し込みをいただき、早めにセッティング✌






←本日の素材。
美男美女（ジェラール・フィリップとアヌーク・エーメ）の
ジャケットが目を惹きます










上映作品は「モンパルナスの灯」（Les amants de Montparnasse）
1958年　仏映画
※エコール・ド・パリの悲運の天才画家
アメディオ・モジリア−ニの晩年を描いた伝記映画でした。
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本番前・・




🎥さあ、上映開始！

冒頭のスーパーによると👂
モディリアーニの伝記ではありますが、完全なドキュメンタリーではないらしい・・





主人公もディリア―ニ役のジェラール・フィリップに次いで二番手クレジットは
リノ・バンチュラ。（2ｹ月前に「冒険者」でも見ましたね。）








モディリアーニと恋に落ちる令嬢役はアヌーク・エーメ。
後に「男と女」という世界的ヒット作品のヒロインと
なりますが、この頃の初々しい美しさは
オードリー・ヘプバーンにも匹敵するのでは？










今井さんのアフタートークタイム。
この日は高松から参加の方もいらっしゃいました。
（初参加いただき嬉しい！）







この日はフランス美術に造詣の深い山地さんも参加してくださっていて
この時代の芸術家たちの親交・相関図的なエピソードを
教えてくださいました。



映画って、見るだけでなく、その映画に秘められたエピソードや時代を
なぞってみたり、語り合うのが醍醐味だったりします。
そんな時間こそが"うたんぐら"の魅力。
これからもいい作品から、多くの感動や気付きを得られたら・・
次回もどうぞ、お楽しみに！

1月27日（日）2019年1回目の上映会は、またまたイレギュラー日曜開催となりました。
🎬上映作品は・・

「ビルマの竪琴」（1956年）日本映画の巨匠、市川崑監督の名作です。
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17:00スタート予定が少々遅れて17:30　→　🔛

タイトルロールから・・・




主演：三國連太郎・安井昌二




















若かりし頃の三國連太郎さん。
なんてハンサムなんでしょう！



























この日は参加人数こそ少な目でしたが、名作を共に鑑賞できて女あるじも満足。
参加者の皆様、有難うございました
来月も宜しくお願いいたします！

☁🌂12月22日（土）小雨ぱらつくこの日の夜・・
うたんぐら恒例月イチ上映会、2018年最後の回が開催されました。
🎥上映作品は

【バベットの晩餐会】
　
1987年のデンマーク映画「バベットの晩餐会」
公開年のアカデミー外国語映画賞他、カンヌでも好評を博した名作です❗

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🎬　先月と同様、現在帰国中の吉川英治さんも来てくださり、
今年最後の上映会ということもあって大勢の方に参加いただきました。
　







今井さんから前説〜
この日はます、吉川さんを追ったTV映像が紹介されました。














吉川さんのこれまでの敬意、ボクシングとの出会い、人との関わり合い
信条・メッセージetc.
上映後からはご自身のコメントも。






🔛
さあ、いよいよ本編の上映です










上映後はアフタートークで！
上質な映画を見た後は、心が満たされます








今回の作品も吉川さんのお薦めでしたが、今井さんも気にいってくださった様子！
（ここだけの話）・・女あるじはこの映画が大好きで、
自身が関わっているイベント「美味シネマ」の候補に何度も上げていました。
・・が、素材がままならなかったもの。
ようやく最近になってDVDで出たのでした。（嬉しい







映画の推薦者でもある吉川さん再登場。
何度も見ていらっしゃるのですが、この日あらためて
いろいろ気付きもあったとか・・



👂👀🎥　
その後は、今月初め吉川さんが東京で関わったフィリピンBOXERの
ドキュメンタリー映像を撮ったという高橋恵さんが
体験談を披露してくださいました。



クリスマスということで、いろいろ差し入れやプレゼントもあり
お腹も大満足
映画から仲間との会話会話から・・学びと癒しと喜びを分かちあえるひととき。

皆様、今年1年のご厚意に感謝いたします
どうぞ、よいお年をお迎えください